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図書館総合展サテライト会場の1ヶ月
こんにちは。Jcross担当の関です。
師走になったばかりと思っていたら、もう月の半ば。
今年のうちに振り返っておきたいことの一つが、図書館総合展のサテライト会場の1ヶ月のことです。
サテライト会場入り口
2020年のオンライン開催では「オンラインイベントでも、予想より"会った感"があるな」という発見もありつつ、「ではこれでイベント終了です」と退出ボタンを押した瞬間1人ぼっちになる...という感覚に慣れないままでした。
コロナ禍が続き、2021年の図書館総合展もオンライン開催と決まった時から、今年はぜひ、オンラインの良さとリアルの良さを両方盛り込んだ仕掛けを考えたいと思っていました。
春に主催者から「ハイブリッド」「サテライト会場」というキーワードをお聞きして、まずイメージしたのが「うちの会社のショールームを"ミニパシフィコ横浜"のようにしたい」ということでした。
コンセプトは「会期中、誰でもいつでも来ることができて、期待した出会いと、予期せぬ出会いの両方がある場」。
Jcrossの展示を見に来た方が、隣に並んでいる別の展示に興味を持ってくださったらいいな、またはその逆も...ということで、賛同してくださった様々な図書館や団体の資料を展示・配布させていただきました。
図書館総合展2021 ブレインテックサテライト会場 - Spherical Image - RICOH THETA
360°カメラで撮影したサテライト会場の様子
サテライト会場ポスターと会場内マップ
「Jcross」展示コーナーの様子
「ライブラリー・ナビ」コレクションの実物展示
会場内イベントとして、同人誌やフェアトレード商品の販売会やミニセミナーも実施しました。
また、サテライト会場内からオンラインイベントの配信を行ったのも今年初めての取り組みで、ハイブリッド開催ならではでした。
としょけっと(同人誌販売会)の様子
サテライト会場からのイベント配信の様子
(トキャラ競技会~図書館キャラクターの環2021)
また、Jcrossやウパっちを知らなかった方にも、Jcrossの取り組みに興味を持っていただき、ウパっちを可愛がっていただけたのも、サテライト会場という場があってこそのことでした。
とはいっても、コロナ禍が続く中での開催でしたので、来場者がちらほらといった日がほとんどでした。来場された方のほとんどは「貸し切り状態」で見学されたのではないかと思います。
それでも、1か月の会期が終わるころには、こんなにたくさんの記念写真が。
会期中来場いただいた方の記念写真を集めたフォトボード
サテライト会場スタッフが揃って付けていた図書館総合展公式キャラクター「トソトソピンバッジ」
今回のサテライト会場運営は初めての取り組みで反省点もたくさんありましたが、オンラインイベントと組み合わせて、分散的にミニ展示会があちこちで開催され、オンラインイベントの感想をリアルの場でシェアするといった相互補完的な関係をうまくデザインすることができれば、withコロナ、Afterコロナの展示会はもっと面白いものになっていくのかもしれないという希望も感じました。
図書館総合展の会期は終了しましたが、Jcross展示のほか、専門図書館のパネル展示等他団体の展示も多くがそのまま残っています。来月以降、月1回(第3水曜日)ブレインテックオープンデーと題したイベントで同じ会場を開放しますので、まだ見ていない!という方はぜひそうした機会をご利用ください。