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図書館総合展サテライト会場めぐり 英語よみきかせの秘密基地さんに行ってきました
こんにちは、Jcrossスタッフ 赤枝です。
2022年の図書館総合展_ONLINE_plusは、昨年に引き続きオンラインだけではなくサテライト会場が用意されています。サテライト会場は実際に足を運んで見られる会場で、今年は30以上も登録されています。
今回は「英語よみきかせの秘密基地」に行ってきました。
この「英語よみきかせの秘密基地」がどんなところなのか、事前知識が全くない状態だったのですが、図書館総合展サテライト会場の紹介動画で「気軽に遊びに来てください~」と手を振ってくださる代表の横溝さんの快活なしゃべり方に惹かれ、せっかくサテライト会場として公開してくれているなら訪問してみようと思い立ち、さいたま市大宮区まで行ってきました。
「英語よみきかせの秘密基地」は12:50~登場
メールで教えていただいた道のりに沿って住宅街にある一戸建てのお家へ。初めて親戚の家を訪問するときのような緊張感を持ってインターホンを鳴らしました。2階の玄関から出迎えてくださったのが、代表の横溝さんでした。
このサテライト会場は、(株)英語ソムリエアカデミーという、現役の英語講師に対しての英語指導を事業としている会社のオフィスです。受講生に伝えているのは「子どもと大人が英語で笑いあえる」ことを理想とした英語でのコミュニケーション手法とのことで、この講座の教材として「英語絵本のよみきかせ」「英語あそび」を採用していたところ、図書館から「英語でのよみきかせをしてほしい」という依頼が来るようになり、図書館とも縁ができたとのことでした。2018年から図書館総合展にも参加されているそうです。
英語絵本のよみきかせそのものを横溝さんやスタッフの方が行うこともあるそうですが、図書館と関わっているよみきかせのボランティアさんたちと一緒に活動をすることで、日本語の絵本よみきかせと同じように英語の絵本よみきかせが、各図書館のコンテンツとして持続できるように意識しているそうです。定期的に訪問しているある市の図書館では、英語のよみきかせに参加してきた市民ボランティアが自分たちでもやってみようと、英語のよみきかせも企画・開催されるようになったとのことでした。横溝さんはこういったボランティアの方たちを仲間と呼んでいて、この活動についてもとても楽しそうに話してくださいました。
会場内には、よみきかせの資料が、壁一面に並んでいました。英語だけかと思いましたが日本語の絵本も。よみきかせは最初から最後まで英語で進行しているそうですが、食べ物の出てくる絵本などは、幼い子どもにもその親にも分かりやすく、コミュニケーションが取りやすいので、なじみのある日本語の絵本を使うことも多いとのこと。また、横溝さんたちが開催しているよみきかせの会は「英語えほんライブ」と呼ばれているそうです。ウクレレを弾きながら登場したり、参加者に問いかけたり、と、子どもや大人と「ライブ感」をもった楽しそうな会の様子を聞かせていただき聞いていると、英語だからと身構えずに「伝えよう」と思うことが大事なのかなと思いました。
今回気軽に訪問することができたのは、サテライト会場として登録してくださっていたためでした。来週も見学可能なようです。英語よみきかせについて気になる方がいたら、ぜひお話を聞いてみてください。
このLibraryNAVIは図書館総合展のサイト内「Jcross」のブースに公開されています。ご自由にお使いください。