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図書館総合展サテライト会場めぐり_防災科学技術研究所さん/米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館さんに行ってきました
こんにちは。Jcrossスタッフの森本です。
図書館総合展の時期がやってきました。今年の図書館総合展_ONLINE_plusはオンラインだけでなくサテライト会場が複数あり実際に足を運ぶことができるようになっています。
ということで、今回はその中から2つの会場へウパっちと一緒に遊びに行ってきました。
最初に訪れたサテライト会場はキハラ株式会社さんの社屋を借りての展示。
防災科学技術研究所自然災害情報室さんの東日本大震災10年 災害アーカイブ書棚ポスターです。(注:キハラ社屋には入れません)
被災地の図書館7館と、防災科学技術研究所さんの災害アーカイブコーナーが原寸大のポスターとなり社屋の窓ガラスの内側から展示されていました。
まるで本物の書棚の前に立った時のように、背表紙からどのような資料が収集されたのかを見ることができました。
外から展示を見ることができるので、たまたま通りかかった人にも取り組みを知ってもらえそうですね。
次に、そこから歩いて10分ほどのところにある明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館さんを訪れました。
今年、2つの図書館の窓口が1つになりリニューアルオープンをしました。
1階には米沢嘉博氏[※1]と現代マンガ図書館設立者の内記稔夫氏のコレクションの一部が常設として展示されていました。
また、企画展では「マンガ家・鈴木光明展」が開催されていて約60年前の貴重な原画を見ることができました。
- 米沢嘉博記念図書館|マンガ家・鈴木光明 展
2022年2月7日(月)まで開催
2階、閲覧室には各時代の雑誌や単行本が4500冊ほど選りすぐられて並んでいました。背表紙もにぎやかで楽しいです。
研究者の方から、懐かしいから見に来たという方までたくさんの方が手に取っていくそうです。
それから閉架書庫も特別に見学させてもらいました。サンデー、マガジン、ジャンプ、りぼん、なかよし...おなじみの雑誌やこんな雑誌あったんだ!というレアものまで!
どの時代の『りぼん』を読んでいたか? Jcrossスタッフも盛り上がりました。
管理バーコードを貼ったり合冊製本したりせず、そのままの状態で保存しているため当時の状態で読むことができるのがここの特徴。それを目当てに訪ねてくる人もいるそうです。
今回は2つの会場に遊びにいきました。オンラインで参加できる気軽さも便利ですが、前から気になっていたけどそういえば行ったことがない!といった場所にも遊びにいけるのがサテライト会場の魅力だと、今回実感することができました。
気が付けば図書館総合展_ONLINE_plusも後半戦です。見残しがないよう楽しんでいきましょう。
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[※1]
- 米沢嘉博
- マンガ評論家・コミックマーケット準備会前代表
https://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/profile.html