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図書館総合展ポスターセッション・ブレインテック賞授賞式を行いました
こんにちは、Jcrossスタッフの赤枝です。
先日、第21回図書館総合展のポスターセッション2019 出展社賞の授賞式を開催しました。
このポスターセッション2019出展社賞は、図書館総合展に出展している企業団体などからポスターセッションへと送られる賞です。Jcrossの運営会社であるブレインテックからは「公益財団法人日本交通公社 旅の図書館」のポスター「観光と図書館~地域の観光に図書館はどう寄与できるか」に贈ることにしました。
日差しが温かい12月20日、東京メトロ青山一丁目駅から徒歩3分ほどの場所に位置する、旅の図書館へお邪魔してきました。
今回のポスターセッションに使われた「観光と図書館」という研究テーマのまとめが、ライブラリー入口に展示されていました。まずは、その前で授賞式をおこないました。
副館長の大隅様(中央)とスタッフの皆様
このあと副館長の大隅様に、館内を案内していただきました。
館内の1Fはパンフレットやガイドブック、地域情報誌など、最新の資料があります。室内はカフェのような内装で、旅行の計画時に訪れたらゆっくり計画を練ることができそうです。
地下1階は地域研究資料や観光研究資料、統計資料、機内誌や時刻表などが配架され、研究目的の利用者や行政などでの観光の実務者も訪れるとのことです。
今回旅の図書館が出展したポスターへ賞を贈った理由は、「観光」に図書館がどのように寄与できるかという研究テーマが興味深かったためです。地域住民を利用対象とする公共図書館では、観光客は利用者としては想定されていないことがほとんどですが、多くの観光客を迎える観光地では、実際に観光に図書館を活かしているところもあるそうです。図書館の所蔵資料を活用して情報発信をする例や、宿泊施設と連携を行っている例、地域と連携して地域の魅力を高める例、など、いろいろな魅力づくりのヒントがこめられているポスターでした。
旅の図書館にて発行されている機関誌「観光文化」243号(2019年10月号)では、今回のテーマに関してポスターには書ききれなかった詳細な記事が掲載されています。ホームページよりPDFの記事を参照することもできますので、ご興味ある方はぜひご覧いただければと思います。
旅の図書館スタッフの皆様、温かく迎えてくださりありがとうございました。