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レポート

「親和中学校・親和女子高等学校」兵庫・学校図書館スタンプラリー2023参加記

掲載:2024年4月26日

「親和中学校・親和女子高等学校」兵庫・学校図書館スタンプラリー2023参加記

「兵庫 学校図書館スタンプラリー」が、2023年の夏から秋にかけて4年ぶりに開催されました。今年は8回目の開催で、全8校が参加・協力しています。

普段なかなか見られない学校図書館を見学できる機会です。夏休み期間やオープンスクールなどのイベントに合わせて開催し、学校や学校図書館をより知ってもらえる機会となるイベントです。開催日は各校によって異なります。

よく晴れた8月の夏休み、神戸らしい急坂を大汗をかいて登って、親和女子中学・高等学校様へうかがいました。

参加校の中では比較的開催期間も長く、7月24日~26日、8月21日~25日の合計8日間、開催されていました。

入口からは、低書架とソファー越しに奥の窓側まで見渡せる、広々とした館内でした。

明るい木目の什器とゆったりとした白いカーテンが清潔な雰囲気でした。夏休み中でしたが、熱心に読書をしている生徒さんが数人来館されていました。

蔵書数は9万冊強。館内はすっきりと保たれた素敵な図書館です。

高台でとても眺めがよい図書館です。窓からは神戸の海が見えました。

ワークショップで「しおりつくり」を体験しました。パンチでくりぬいたカラフルな紙や台紙などの材料が用意されていて、自由に貼り合わせて作らせてもらいました。この他に、本のページの角に挟むタイプのしおりや、ブックカバー作りなどもできました。

館内中央の柱の周りに「メディアミックス作品」「夏のオススメ本」などの展示がありました。たくさんの写真が貼ってあり賑やかでした。関連する本が下に置いてあります。

他にも海外研修があるようで、関連する資料がカウンター前の目立つところに展示されています。

カウンターには、『福井県立図書館 100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』(講談社)を活用した正しい本のタイトルを当てるクイズや、読書マラソン「親和 東海道五十三次」の景品の案内が置いてありました。この読書マラソンは、ページ数で東海道495,5km=約4955ページ数の本を読むと完走です。

スタンプラリーの台紙に押したスタンプは、図書館のマスコットキャラクターの可愛いウサギでした。

スタンプをみつめる、Jcrossのマスコットキャラクター「ウパっち」[※1]

夏休み以外の土曜日の午後は小学生(男女)のみなさんにも貸出しを行われているというお話も伺いました。近くに住んでいる小学生にとって、私立の中高図書館を利用できる機会があるのはいいな~と思って図書館を後にしました。

お忙しい中、司書の柳沢先生には、図書館の中隅々までご案内いただき有難うございました。また来年も兵庫・学校図書館スタンプラリーが開催されることを楽しみにしています。