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Lifo - 第一話 「りふぉがたり ~Lifoな人が語る」- 広がり続けるLifoのつながり―地域も、館種も、立場も越えて -
広がり続けるLifoのつながり―地域も、館種も、立場も越えて
大谷周平さん
(琉球大学附属図書館 情報サービス課)
インタビュー担当: 東 豊(那珂川町図書館)
1.まずは自己紹介をお願いします。
こんにちは。大谷周平です。 福岡県出身で、2005年に大学を卒業後、琉球大学に図書系職員として採用されました。 これまで業務として図書や雑誌の受け入れや目録、電子リソースの契約などを担当してきました。 また、図書系職員の人事交流という目的で、財務部契約課に異動していた時期もあります。 現在は附属図書館の情報リテラシー係で、学生向け講習会や電子リソース管理の一部などを中心に担当しています。 昨年度は大学の他部局と共同で「琉大生のための情報リテラシーガイドブック」[※1]作成の連絡調整なども行いました。
琉球大学への採用は正規職員として、でしょうか。
はい。そうなります。平成16年の九州沖縄地区国立大学法人採用試験を受けています。 法人化された年の試験でしたね。
福岡から沖縄ですか、なかなか遠いですね...。 大変なこととかありませんでしたか? また、沖縄に行かれて、福岡とは違うと感じられたところとかありました?
基本的に生活で悩むことというのはあんまりなかったです。
一年目で困ったのは、車社会の沖縄で免許持ってなかったことと、名字や地名が読めなかったことですね。 「保栄茂」とか「勢理客」とか「東風平」とかの地名は読めなかったですね。 それぞれ「びん」「じっちゃく」「こちんだ」って読みますが、こんなの読めるかって思いました。 あと名字は同姓の方が多いため、上司も含めて下の名前で呼ぶことが多くて、びっくりしました。
...確かに読めないですね。なるほど、沖縄では下の名前で呼ぶ方が普通ですか。
そうですね。金城係長だと琉大全体で何人いらっしゃるか分からないくらいです。
図書館関係ではいかがでしょう。 沖縄という土地での特徴を感じる部分とかありますか?
米軍統治期の影響で学校図書館が充実してますね。どの小中学校にも司書の方がいるのが当たり前で、中学時代に自分たちで職員室に鍵を借りて図書館を利用していた自分としては衝撃でした。
そういえば、最近の福岡での学校図書館の状況はどんな感じですか?
私が学校司書やってたのは去年まで[※2]なので、ごく最近のことはわからないですけど、福岡の状況も、全国と同じく、人の面、お金の面で厳しい所が多いみたいですね。
それまで全校にフルタイムの学校司書が配置されていた所も、複数校かけ持ちになったり、学校司書自体が引き上げになったり。それでも、他の地区に比べると福岡は頑張ってる方だよと聞いたこともあるのですが...。
その時に沖縄の学校図書館の充実についても聞いたような記憶があります。特に、人の面での充実が素晴らしいとか。
そうですね。ただ、現在ではいろいろと課題を抱えているらしいです。労働環境としてはやっぱり厳しくなってるみたいですね。
やはり、それはどこも同じですか...。 話を戻しましょう。
「琉大生のための情報リテラシーガイドブック」読ませていただきました。 レポートの書き方から、図書館の使い方まで、いいですね。
レポートの書き方は、実は意外と教えてもらえないので、書き方を知らない大学生も多いと聞いたことがあります。 「今の学生は、レポートが書けないのではなくて、レポートの書き方を知らないんだ」って。
当然図書館の使い方やそれをレポートにどう繋げて行くかなんかも知らなくて...。 こうやって手取り足取り教えてもらえる本があるといいのかもしれないですね。
実際の学生の反応とか、図書館の利用率なんかはいかがなのでしょう。
「リテラシーガイドブック」を活用して頂いているのは、まだ一部なので、直接学生さんの反応とかを聞く機会はまだないですね。 今年、アンケートを実施するので、その反応が楽しみでもあり、怖くもありって感じです。 逆に大学図書館関係者や、教育機関からはそこそこ反応頂いている気がします。 Webでも公開してますが、ご連絡頂ければお送りできますので、是非ご連絡ください、とこの場を借りて宣伝を。
やはり利用者のために作っているものですから、利用者の反応が気になりますよね、アンケート、いい結果がでるといいですね。
ところで、沖縄に行かれるまでは福岡県人でいらっしゃったとのことですが、私も福岡県人、実は大谷さんとはお互い図書館に関わる以前に知り合いでした。 まさかこんな所でお会いすることになるとは。 人の縁というものは面白いものですね。
ですね。奇遇ですよね。多分、お会いした頃には私はこの道に進むとは思っていなかったので、お互いに図書館に勤めることになるとは驚きです。
あの時点では、この道、つまり図書館関係の道に進むと思っていなかったとのことですが、ではどうしてこちらに進まれようと思われたのでしょうか?
もともと本は好きでしたが、この業界に進もうと思ったきっかけは二つあります。 一つは高校時代に3年間図書委員をやっていたこと、そしてもう一つ、こちらの方が大きいのですが、大学時代に目録登録のアルバイトをやったことです。 大学時代の専攻は朝鮮史学なのですが、その縁でちょうど韓国語の図書の目録を登録するアルバイトを紹介して貰い、2年ほど総合目録データベース[※3]に登録作業をやっていました。
朝鮮史学から図書館へ、という道筋はなかなか珍しいかもしれませんね。
そもそも朝鮮史専攻という方が少数派ですからね。 ただ、東洋史ってくくりだと、結構いらっしゃいますよ。 文献を中心として研究を行う分野なので、図書館と親和性が高いのかもしれませんね。 研究で当たり前のように利用していたインフラ部分に、図書館がいかにコストをかけているかということを、図書館に入って身をもって実感しました。
なるほど、直接図書館に関わらないまでも、文献を中心とした研究ということで、資料と触れ合う機会が多かったのですね。 そして、アルバイトでは韓国語の図書目録入力。 ここで目録作成に関わったことから「図書館」というもの自体にも興味を持つようになったと。
そうですね。自分がいま総合目録データベースに入力していることによって、この本の情報へ多くの方がアクセスできるようになるという事実に感動したことを良く覚えています。 現在の関心は、検索語のログ分析やそれを活用した検索システムの改善なのですが、この時の経験が今の自分のベースになっているんだなと、今回東さんとお話していて改めて実感しました。
図書館員になったきっかけも、目録がキーワードで、今の関心も検索サービス、検索語。 表現が難しいのですが...図書館のそういう部分、データ的な部分の整備に常に関心を向けられているのですね。
どちらかというと、自分がGoogleに代表されるWebサービスにどっぷりと浸かっている方なので、図書館の検索サービスとかをもっと便利にしていきたいというのは常に感じています。
検索語の問題は、いわゆる件名の問題とも繋がりますし、目録を始めとしたデータの部分がしっかりしていると、窓口やレファレンスもやりやすくなりますからね。 とても重要な仕事だと思います。
2. あなたとLifoの関わりについて教えてください。
...と質問いたしましたが、私がLifoに入らせていただいたのが、2010年の9月初め、まだ1ヶ月も経っていないので、Lifoというもの自体がどういうものか、まだ良く分かっていない部分があります。 そこでよろしければ、まずLifoというもの自体について教えていただけますか?
Lifoは割と若めの図書館員のコミュニティで「図書館員の部活動」といったフレーズで紹介することが多いです。 といっても年齢制限があるわけでも、図書館員じゃないと参加できないわけでもないゆるやかな集まりです。 活動はMLやWiki[※4]での仕事の相談やイベントのお知らせ、あとは定例会という勉強会みたいなものや、遠足という関心のある施設に見学に行くといったオフラインのイベントが、関東や関西、最近は九州でも開催されています。
なるほど。では、大谷さん自身がLifoに参加された経緯はどういったものだったのでしょう。
自分自身は2008年の6月からLifoに参加しています。 「大学の図書館」に掲載されたLifoの記事[※5]を読んだことがきっかけです。 ちょうど私が採用されて4年目で、図書館員の方と横の繋がりをもっと広めたいと思っていた時期で、先ほども挙げた「図書館員の部活動」というフレーズを目にして、これだ!って感じたのを良く覚えています。 私は沖縄にいるので、当然活動への参加はMLなどオンラインのものに参加することが中心ですね。 出張で各地に出かけるときに、各地のメンバーと会う、というか、ご飯を一緒に食べに行くなどして交流を深めることもあります。
Lifoの設立が2007年12月のようですから、割と早い時期の参加になるのでしょうかね。 雑誌の記事になるぐらいですから、その頃にはLifoはもう結構注目の存在だったのでしょうか。
そうですね。私は早い時期からの参加者になるはずです。 詳細は知らないのですが、ML参加者が劇的に増えたのはARGに記事[※6]が掲載されてからのようです。
参加の動機は横の繋がりを求めてということですが、Lifoの繋がりは全国規模ですから、近隣だけでなく、いろいろな地域の方と交流をもてるのは大きいですよね。
そうですね。研修とかで関東や関西で知り合いが増えたことは大きいですね。 LifoとTwitter図書館クラスタ[※7]の一部との境界もあいまいな感じですが。
かく言う私も、Twitter組ですからね。LifoとTwitterの連携も、今後はますます大きくなっていくのかな。
Lifoも気軽なコミュニケーションの主体はTwitterになっている気がしますね。 逆にTwitterとは連携しているということも意識されない程度に当たり前になるではないかと。
そうですね。私もTwitterで交わされている会話に加わっていたら、いつの間にかLifoにも参加していたって感じでしたからね。
その辺は、Twitter上で「Lifo」という文字をみかけて「Lifoって何?」って思う方も多いのかもしれませんね。
まさに私がそうでした。
外から見ててどんな風に見えました?
そうですね、断片的にしか情報は伝わってこなかったですけど、なにか楽しそうなことをしている人たちがいるなーと思って、羨ましく見ていました。
ありがとうございます。そういう空気がなんとなく伝わってるならいいのかな。
図書館関係は、なかなか横に繋がり難い職種だという印象があります。私自身がそうでしたし...。 Lifoを通じて、図書館関係者同士の繋がりが広がっていくのは素晴らしいことだと思います。 そこから、新たな連携や、企画なんかも生まれたりしているみたいですしね。 何より「全国に仲間がいる」というのが大きな特徴だと思います。
すみません、大学図書館に限った話だと、あまり横の繋がりがない、という印象はありません。 むしろ大学という組織の中で、図書館は横の繋がりが珍しいくらい強い部署って印象です。 ただ、若手に限定するとそういう繋がりがあまりないのも事実ですね。 その辺からLifoは今までなかったコミュニティだと思います。
なるほど、では図書館関係内の「縦」の繋がりという面の方が大きいですかね。 大学図書館関係者ならお互いに繋がれても、公共や学校、各専門図書館などとの繋がりはそうそうできないと思うのですが。
はい。それはおっしゃるとおりですね。 自分は結構特殊なポジションにいるので、県内に限定するとそこそこ知り合いはいるのですが、他の職員はほとんど、学校・公共の図書館の方の知り合いはいないはずです。
今の所、Lifoはまだまだ大学図書館の方が多いともお聞きしましたけどね。
そうですね。 大学図書館よりになってますね。 公共・学校の方が増えるともっと面白いんですけれどね。 チームしかレンが実施したアンケート[※8]では58%が大学図書館員ですか。 あれ、印象よりは意外と少ない気も。
58%...。微妙な所ですね。図書館員ではない方もいらっしゃるのかな。研究者とか。
いらっしゃいますよー。ARGの岡本真さんもそうですし、研究者の方も何人かいらっしゃいますね。
公共や学校図書館では、Lifo自体の認知度もかなり違うのかもしれませんね。 先ほどの大谷さんのきっかけも、「大学の図書館」でしたし...。 公共や学校図書館方面には、Lifoという存在自体がまだあまり知られていないのかもしれません。
確かに。認知度は低い気がしますね。ただ、明確な目的のある組織でもないですし、無理に拡大を目指すこともないと思ってます。 いろいろな活動の中で、 耳に入って(それは東さんみたいにTwitterかもしれないし、オフラインのイベントかもしれませんが)、面白そうなことやってるなぁって関心を持ってもらうところから広がればいいのではないかと考えています。
個人的には繋がりということを考えると、学校図書館の方には是非知ってもらいたいのですけどね。 近くに同じ職種の仲間もおらず、学校でたった一人で仕事されている方も多いでしょうから...。 Lifoで仲間を見つけてもらえるといいなと思うところです。
学校図書館は大部分一人職場になってしまいますよね。 ただ、一方でMLに入ってもいきなりポストする、ということは難しいと思うのですよね。 その辺はTwitterの方が敷居が低いかもって考えたりします。
確かに。私もまだMLには投稿したことないですからね。 しかし、仲間が動いてるんだってことを知るだけでも安心できたりするものですよ。 イベントなんかに参加する機会も増えますしね。 まずは情報が流れてこないことには、何も始まらないですし。
あ、これはそのとおりですね。 MLに入ったからといって何かをしないといけないわけ ではないので、気楽な感じでMLにまず入ってもらえればと思います。[※9]
すでにMLだけがLifoではないって状態なのかもしれませんね。 Twitterもそうですし、 大元のML以外での交流もあるようですし。 それらも含めて、大きな形...Lifo的に言うなら、ゆるーい形でLifoなのかも。
ですね。 明確な定義もないし、する必要もないので、なんとなく何かを共有できる繋がりがLifoとしてあればいいのかなと。 ちょっと上手くまとめられませんが。
2010年からジム部に参加ということですが、ジム部とは、つまり運営側ということですよね。 一参加者から運営側になって、なにか大きく変わったこととかありますか?
いや、それが特には。 相変わらず私が好き勝手やってるというだけですがー。 ジム部が運営側ってわけではなく、全体がうまくいくようにお手伝いするっていうスタンスなのもあるかと思います。
なるほど。通常の活動が自然にその方向に向かってるってことなのかな。
ジム部の立ち位置はなんか難しいですね。 代表とか管理者ではないのですが。 部活のマネージャーって表現が適切なのかな。外とのやりとりが必要な時は窓口になるし、MLやWikiみたいなコミュニケーションのツールは提供するけれど、そこでなにをやるかはLifoな人次第ってあたりが。
ジム部から働きかけて動かすのではなくて、Lifoのメンバーが発案して動いていくことを手助けする形になるんですね。
Lifoには様々なチームがあるようですが、それもそんなLifoの動きの1つなんでしょうか。
LifoのMLには現在(2010年10月現在)で160アドレスくらいの登録があるのですが、原稿依頼や発表依頼があった時にはメンバーの中から有志でプロジェクトチームをつくって対応してます。 チームARGやチーム専図(せんと)くん、Lifo×kumori(りふぉくも)、はそんなプロジェクトチームです。 ほかにも、チームしかレンや東さんが入っているJcross×Lifo(じぇいくろー)がありますね。
なるほど。精鋭部隊ですか。
それぞれ、地域もバックグラウンドも違う方が参加して何かを作り上げていくってのは面白いなといつも思います。
チームARGのころはメールベースのコミュニケーションだったのが、チーム専図くんの時には、Twitter、Skypeも活用してましたし、GoogleドキュメントやGoogleWaveも良く使われていますよね。 そういったツールをいろいろ使って遊べるところも楽しいですね。
チームARGとチーム専図くんはいずれも寄稿依頼で、記事も掲載されているので、Lifo×kumori(りふぉくも)の紹介を。
このLifo×kumori(りふぉくも)というチームが結成されたきっかけは昨年の9月にLifoで図書館キャラクターまとめ[※10]を作成したことです。 ちょうど同時期に図書館キャラクターについてまとめを作成しているプロジェクトkumori[※11]を知って、一緒に何かやりませんかと、原子力機構の長屋さんがkumoriをされている渡辺さんにコンタクトをとったことが始まりです。 その後、ちょうど図書館総合展でも何かやりたいって話はでていたので、一緒にポスターセッションに応募することになりました。 Lifo内に止まらないプロジェクトって意味では初めてになるのではないかと。 何を発表するかは、Jcrossで詳しくご案内する予定なので、そちらを楽しみに。
なるほど。この「りふぉがたり」もその1つに入るかもしれませんが、Lifo内に留まらない企画も出てくるようになったってことなんですね。
Lifo内のイベントとしては、最近、九州が盛り上がってるということですが、これまではそれほど盛り上がっているわけでもなかった?
そうですね。九州地区でオフラインで集まったのは今年の6月が初めてです。 その後、7月のプチオフ、9月のどんたくミーティングツアーとイベント続きましたね。 プチオフは長崎大学の松村さん、どんたくミーティングツアーは獨協大学の澁田さんが提案してくださったり、と率先してイベントを提案してくださる人がいることが大きいですね。
仕事がらみだとどうしても、関東・関西に行くことが多いので、九州地区の知り合いは貴重です。今年に入って一気に増えました。
なるほど、私もその一人ですしね。そうか、私はいい時期に入ったのかもしれないな。
3. 最後にLifoや図書館界についてひとことどうぞ。
Lifoはゆるい繋がりですが、だからこそ自分にとってのネットワークのハブになっています。 他の誰かにとってもそんな存在であれば、そして今後もそんな雰囲気で続いていくといいなぁと思っていますし、メンバーの1人として関わっていきたいです。 そうですね。折角築くことができたこの繋がりですから、大切にしていきたいですね。
本日はありがとうございました。
2010年9月、メールおよびGoogle Waveにて。
インタビュー担当: 東 豊(那珂川町図書館)
- [※1] 琉球大学編, 琉大生のための情報リテラシーガイドブック, 琉球大学, 2010
- [※2] インタビュー担当者は、2009年度までの4年間、福岡県内の小学校で司書として勤務していました。
- [※3] http://webcat.nii.ac.jp/
- [※4] Lifo-wiki
- [※5] 恒田杏子, 長屋俊, 佐山暁子. "図書館員の部活動--Lifoへようこそ (特集:図書館の若き力)." 大学の図書館 27, no. 4(2008): 61-63.
- [※6] チームARG:ACADEMIC RESOURCE GUIDE
第359号(2009-01-26発行):「新人たちのコミュニティづくり-1年目のLifo活動記」 - [※7] Twitterでは、「同じ物事に興味を持つ集まり」のことを「クラスタ」と呼ぶ。
- [※8] 全国図書館大会奈良大会での発表のために「チームしかレン」が実施したLifoについてのアンケート。
集計期間:2010年6月16日~23日、回答総数は65。 - [※9] Lifoには全国に関わっている人がいるため日常的にはメーリングリストを使って交流をしています。
メーリングリストに登録するには、Lifo-wiki内の「メーリングリスト」をご覧ください。 - [※10] 図書館キャラクター
- [※11] http://kumori.info/