図書館からのコメント

新潮社から学校図書館あてに「高校生によんでほしい50冊」冊子の案内が届きました。それで6月の読書月間から夏の読書へつながればよいと考え企画展示を開始しました。
ただ並べるだけでなく、その日その時の気分に合わせて、本が選べたらと、少しだけ遊び心を加えるために、色占いを添えました。登録した実際の本を並べ、その場で気に入った本があれば借りていけるよう、貸出用紙を作成し設置しました。いただいた冊子のうち2冊をばらばらにし、本の紹介カードに仕立てました。その上に、貸出中の文字を添付し、実際に本が借りられた時、速やかに把握できるよう工夫しました。展示を始めたのは中間テストが終了する1日前。週明けに確認すると1年生の利用がありました。本校の図書館は3階にあり読みたい本があっても手続きに行くのが遠いという声を耳にしていたので、今回出張図書館と題し、実物展示に踏み切ったことは生徒にとっても学校図書館にとってもよい試みであったと考えております。さて展示も残り2週間程度となると、やはり飽きられてしまいます。そこで、それまで表面を出して並べていたのを裏表紙を出して並び替え「解説文を読んでタイトルを当てよう」クイズに変更しました。また、正答数によって「マスターオブ新潮文庫高校生」「素晴らしい勇者！新潮文庫高校生」等コメントを付け、展示を少し変えました。

（新潮文庫の高校生に読んでほしい50冊の冊子は、全校生徒分手配し新潮社より無料でいただきました。実際の配布は夏休み直前となりますが、今後は実際に動く本あまり関心を持たれなかった本などを確認してみたいと考えております）