2011年8月開催の本学オープンキャンパスに合わせ、本学名誉教授所蔵の貴重書展示を行いました。高校生にも親しみやすい医学書として、歴史の教科書に登場する資料を揃えました。展示したのは、山脇東洋による日本最初の人体解剖書『蔵志』、杉田玄白ほ かによってオランダ語解剖書「ターヘル・アナトミア」を翻案した『解体新書』、大槻玄沢によって「解体新書」を多面的に改訳した『重訂解体新書』。すべて 現存する数少ない実物のうちの一つです。
名前を聞き慣れた書物から医学の歴史にふれ、先人の労苦のうえに現在の医学の進歩があることを理解してもらう展示で、期間中はオープンキャンパス参加の高 校生のほか学内外からさまざまな立場の方が見学に訪れました。当時の歴史背景とともに、医学だけではなくそれを記す技術の進歩も同時に窺い知ることのでき るものとなりました。
展示資料のうち一部を抜粋して掲載しています。
図書館からのコメント
2011年8月開催の本学オープンキャンパスに合わせ、本学名誉教授所蔵の貴重書展示を行いました。高校生にも親しみやすい医学書として、歴史の教科書に登場する資料を揃えました。展示したのは、山脇東洋による日本最初の人体解剖書『蔵志』、杉田玄白ほ かによってオランダ語解剖書「ターヘル・アナトミア」を翻案した『解体新書』、大槻玄沢によって「解体新書」を多面的に改訳した『重訂解体新書』。すべて 現存する数少ない実物のうちの一つです。
名前を聞き慣れた書物から医学の歴史にふれ、先人の労苦のうえに現在の医学の進歩があることを理解してもらう展示で、期間中はオープンキャンパス参加の高 校生のほか学内外からさまざまな立場の方が見学に訪れました。当時の歴史背景とともに、医学だけではなくそれを記す技術の進歩も同時に窺い知ることのでき るものとなりました。