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東北学院大学 ラーニング・コモンズ「コラトリエ」を見学させてもらいました!
Jcross担当の関です。
10月の終わり、東北学院大学で開催された日本図書館情報学会の研究大会の企業展示に参加するため、仙台に行ってきたのですが、その際、会場となった「ホーイ記念館」の中にある東北学院大学のラーニング・コモンズ「コラトリエ」を見学させていただきました。
コラトリエは、Communication、Collaboration、Commonsの3つの「Co」と、「Learning」「Atelier」を合わせたこのラーニングコモンズの愛称とのこと。可愛らしい響きが印象に残る名前ですよね。2016年にオープンしたこの場所は、自由なコミュニケーションと発信の空間である「コラトリエ・リエゾン」「コラトリエ・コモンズ」と、探求・創造の空間「コラトリエ・サヴォア」の3つのゾーンに分かれています。
まずは、ホーイ記念館2階部分にある「コラトリエ・サヴォア」へ。
自分が学生ならぜひ使ってみたいなあ、と思ったのがレポートの書き方についての相談などができる学習相談。カウンタ―の前に置かれたボードに空き状況が分かりやすくまとめられていて、初めての人でも利用しやすそうです。
コラトリエ内には、様々なスタイルで使える学習スペースがあり、週末だったこの日も、それぞれの場所で真剣に勉強している学生さんの姿がありました。
こちらは、入口を入ってすぐのラーニングサポートエリアの畳コーナー。この時は利用している学生さんはいませんでしたが、ちょっと掘りごたつのような感覚で使えるので、大学にいることを忘れてくつろいでしまいそうです。
印象に残ったのは、各所にある案内やラーニングコモンズの使い方などを案内するリーフレットたち。いずれもわかりやすく丁寧で、しかもどれもセンスよく、可愛らしく作られていて「この空間を有効に使ってほしい!」というスタッフの方々の思いが伝わってくるようでした。
1階には「コラトリエ・コモンズ」と「コラトリエ・リエゾン」があります。
ゼミなどのグループ学習にも良く使われているという「コラトリエ・コモンズ」には、ファミリーレストランのようなソファ(プロセスボックス)があり、学生さんが4,5人で楽しそうに会話していました。こちらもとても居心地がよさそうでしたが、ファミレスと違うところは、それぞれの座席に電子黒板が備えられている ところです。
もう一つのゾーン「コラトリエ・リエゾン」は、イベントの行えるスペースやカフェスペースがあります。
それぞれの特徴をもった3つのゾーンですが、「じっくり勉強」「皆で討議」「ちょっと休憩」といった学生生活の様々なシーンを、これらの隣接した空間の中を行き来しながら過ごすことができるという点で、とても贅沢なキャンパスだなと思いました。
見学の後も、「ああ、わたしたちの働くオフィスにも「コラトリエ」のような空間があったら・・・きっと仕事の効率が上がりまくりなのでは・・・」などと妄想しながら、帰ってきました。