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「福祉の心を伝える やなせたかしさんの作品」展
静岡福祉大学附属図書館
子どもから大人まで、幅広い世代に愛される「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしさん。やなせさんは、1919年2月6日に生まれました。わずか5歳の時に父親を亡くしたことから不遇な子供時代を過ごし、24歳の時に戦争で中国への出征を経験、その戦争で2歳年下の弟は帰らぬ人となります。多くのつらい体験と、長くヒット作に恵まれない苦悩や絶望を抱えながらも、漫画家、作詞家、絵本作家、編集者、詩人、作曲家、脚本家、舞台演出家と精力的に活動を続け、アンパンマンのアニメが一世を風靡したのはやなせさんが69歳の時でした。その後、2013年10月13日に94歳で逝去されるまで生涯現役を貫かれたやなせさんが生み出した数々の作品は、今日もたくさんの人を勇気づけてくれています。本展では、やなせさんと作品を深く知る機会として是非、皆さまのご来場をお待ちしています。館内で別途展示している小泉八雲とやなせたかしは、2025年度NHK連続ドラマに取り上げられます。2人の人物について知ってもらえたらうれしいです。小泉八雲の展示コーナーについてはこちら